水銀は常温で液体の金属って本当?
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金属なのに室温で流れる水銀。原子番号80の重さが電子に与える相対論的効果から、約マイナス39度という低い融点までを段階的に回収します。
📜 漫才台本
田中水銀は常温で液体の金属って本当?
とよしま金属やのに、机の上でコロコロ逃げる。溶けた鉄とは別物なん?
とよしま別物というより、融ける温度が異常に低い金属や。
とよしま普通の金属は、原子同士が電子を共有して、がっちり並ぶ。
とよしまだから室温くらいでは、結晶の隊列が崩れず、固体のまま。
とよしまところが水銀は原子番号80。原子核がかなり重い。
とよしま核の近くの電子は、ものすごい速さで動く。
とよしまここでは、相対性理論の効果を無視できなくなる。
とよしまその効果で、ろくエス軌道が縮み、外側の電子まで原子に強く抱え込まれる。
とよしま抱え込むと、隣の原子と電子を共有しにくい。
とよしまつまり、水銀同士の金属結合が弱くなる。
とよしま原子を整列させる力が弱いから、少ない熱で隊列がほどける。
とよしま融点は、およそマイナス39度。冷凍庫よりさらに寒くして、やっと固まる。
とよしまだから20度前後の部屋では、とっくに融点を超えている。
とよしまガリウムも手の上で融けるけど、室温では普通は固体。
とよしま臭素も室温で液体やけど、あれは金属ではない。
とよしま水銀は、金属なのに液体というより、原子同士が固まるのが苦手な金属。
とよしま結論、本当。水銀は相対性理論の影響で結びつきが弱い、およそマイナス39度融けの金属や。
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