ヒマ研究所

味噌は地域ごとに味が大きく異なるって本当?

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同じ味噌汁なのに、土地が変わると別の料理みたいになるのはなぜ? 米・麦・豆の麹、塩、熟成がつくる地域差をたどります。

📜 漫才台本

田中味噌は地域ごとに、味が大きく違うって本当?
とよしま出張先で味噌汁を飲むと、同じ料理なのに、急に方言が強い時あるやろ。
とよしま白っぽくて甘い。赤くて濃い。麦の香りが立つ。
とよしまでも主役はどれも大豆。豆が県境を越えた瞬間、性格を変えるわけではない。
とよしま最初の分かれ道は、大豆と組ませる、麹の原料。
とよしま米麹なら米味噌。麦麹なら麦味噌。豆麹なら豆味噌。
とよしま米味噌は全国に広く、麦味噌は九州や四国など、豆味噌は東海が中心。
とよしま昔、その土地で手に入りやすい穀物と食べ方が、仕込みの癖として残った。
とよしま麹の酵素は、でんぷんを糖へ、大豆のたんぱく質を、うま味のもとになるアミノ酸へ分解する。
とよしまつまり麹の種類と量で、甘み、香り、うま味の出発点が変わる。
とよしま塩は味付けだけやない。雑菌を抑えながら、発酵の進み方も選別する。
とよしまそこへ乳酸菌や酵母、温度と時間が加わって、同じ材料が別の着地をする。
とよしま短めに熟成する味噌と、長く寝かせる味噌では、香りもコクも変わる。
とよしま色も着色料の話ではなく、糖とアミノ酸が反応する、熟成の履歴が表れやすい。
とよしま気候、保存の知恵、郷土料理。土地ごとの都合が、配合と熟成に積み重なる。
とよしまあとから味を足して、ご当地風にしたんやない。仕込みの設計から違う。
田中味噌汁一杯に、その土地の農業と保存法が圧縮されてるんか。
とよしま本当。味噌の地域差は、土地ごとの、発酵の設計図なんです。

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